テクノプラザ PaQ Program 1
前々回及び前回で『印刷工場でのTPMの進め方』をご紹介しましたが、今回ではTPMをサポートする活動として、この程当社で開発、4月より販売を開始した“PaQ Program”についてご紹介致します。
印刷機械の生産性は、オペレーターの技量やメンテナンスの状態に大きく左右されます。
“PaQ Program”とは、納入先印刷工場における当社製印刷機械の稼動状況を調査して、操作上の問題点や機械的な問題点を把握、これを解決することで、より高い生産性(Productivity)と高印刷品質(Quality)を同時に達成することを目的とした総合的なサービスプログラムです。
PaQ Programの狙い
現在わが国の印刷会社は、大きく変化する社会環境に対応して行くために、業態変革やワンストップサービスなど様々な経営努力を実施されています。しかし、こうした体質改善や新規の事業開発を推進するためにも、コアビジネスである“印刷”の収益力強化が前提であると言われております。
印刷工場の更なる生産性向上には、最新技術を搭載した、より生産性の高い設備やシステムを導入することが理想ですが、それ以前に既設印刷機の生産性を最大限に高めて行くことが重要です。
三菱では、これまでも既納機の安定稼動をサポートするために、突発的な事故や故障による機械停止時間の短縮を図るべく、迅速な人的対応や部品供給を実施するサービス体制を構築し、オペレーター教育なども実施して参りました。また、近年ではCR巡回などプレメンテナンスを目的としたサービス活動を強化して定期的なメンテナンスの必要性も訴えてきました。
定期メンテナンスに関しては、最近では品質マネージメントシステム(ISO9001)の認証取得やカラーマネージメントなどに関連して実施する工場も徐々に増えてきておりますが、一般的には、納期が最優先される印刷現場で計画的に機械を止めてメンテナンスを行うのは難しく、なかなか実施して頂け無いのが現状です。
そこで現場負担を極力低減して、お客様のニーズである“安定稼動”と“生産性向上”を実現する方法として開発されたのが、PaQ Programなのです。
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