TPMでは
の7つのロス発生要因を上げていますが、この内、(5)、(6)、(7)は改善活動として注目すべき項目です。
自主保全活動で、設備の状態を維持して行きますが、自主保全だけでは限界があります。
そこで、例えばメーカーのサービス部門など、他の部門を利用して計画的な定期点検など行うことも必要です。(表3)と(図3)はメーカーのサービス部門が保有している納入以降の当該機械の点検記録やサービス記録(カルテ)とそのカルテを分析した結果ですが、この分析に基づき今後の対策を相談することも可能です。
また、潜在欠陥を洗い出して事前に対策するだけでなく、既設機械を改造することで付加価値を生み出すこともできます。


改めてTPMの定義を見てみますと
TPM活動を成功させる『柱』は、重複小集団活動であると前記しましたが、最後に“重複小集団活動”とは何か、またどんな活動であるかについてご説明いたします。
重複小集団活動とは、TQCなどで実施される自由な小集団活動と異なり、組織に組み込まれ、組織の方針に沿って展開される職制活動であり、通常、経営階層レベルから、第一線までの何段階かの小集団が形成され、重なり合った組織作りが行われます。トップダウンで目標を明確に設定して、これを各職制単位に細分化して、更に目標を明確にして、目に見える方法で“徹底的に”管理する活動が“重複小集団活動”です。
従って、特定の職制だけが実施する活動では無く、印刷会社のあらゆる関係部門が参加することが大切な条件です。