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ユーザールポ Vol.13 前田印刷株式会社

Vol.13 前田印刷株式会社 前田典千代 代表取締役社長

書籍印刷で磨いた両面印刷のノウハウを活かして
タンデムパーフェクターで新たな市場を開拓する

 短納期、コスト低減など枚葉印刷の競争力アップを図る切り札として、ワンパス両面枚葉印刷機が注目されている。この背景には、印刷機械や印刷資材の技術革新により、両面印刷の印刷品質が大幅に向上したことが挙げられる。こうした傾向に早くから着目していたのが、前田印刷株式会社の前田 典千代社長である。前田印刷は金沢市に隣接する松任市に工場を置く、前田社長が一代で築き上げた総合印刷会社である。現在は雑誌から書籍、ちらし、カタログ、パンフレット、伝票類にいたる多様な印刷物を高品質で生産するが、同社が軽印刷からスタートした経緯もあって、特に出版・書籍印刷に豊富な経験とノウハウを持つ。社内に充実した多様な製本設備を備えるのも、その現れである。
 以前から両面印刷機志向であった同社が、三菱のタンデムパーフェクター(菊全判8色機)を導入した経緯とその狙い、そして同社の歩みなどについて、本社工場を訪ねて伺った。長い経験に裏打ちされた前田社長による印刷業の本質についての考察も、大いに参考になった。

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